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【農園芸】 籾殻燻炭作り

今日は、畑の土壌改良に有効な「籾殻燻炭(もみがらくんたん)」を作りました。籾殻(もみがら)を低温で蒸し焼きにして、燃やさずに炭化させたものを、「籾殻燻炭」と言います。形が崩れず籾殻の形状のまま炭化するため、空気を多く含んでいてとても軽いのが特徴です。

土を掘り中に筒を設置して、落ち葉に火をつけます。筒のそばに籾殻を盛って、しばらく待っていると徐々に炭になったところが黒くなってきます。黒くなってきたところを、混ぜて全体が炭化するのを待ちます。

授業の終わりには、ほぼ籾殻が炭化しました!畑の土に混ぜることで、通気性・排水性・保水性の向上、土壌微生物の活性化などが期待できます。 

籾殻燻炭作りと同時進行で、収穫したサツマイモの根を切る作業も行いました。不要な部分を見極めて、切ることができました。

そして、小さなサツマイモは籾殻の中に入れて焼き芋にしました。みんなで味見をすると、「甘い!」「おいしい」という声があがりました。このサツマイモはおおぞら祭で販売予定です!

また、一般管理として潅水や殺虫剤の噴霧、ムギの追肥なども協力して行いました!